皆様こんにちは。TOBBY LABOの小安です。
新型コロナウイルスの影響により、4月がほとんど営業できていない状態で、げっそりしておりました。融資も何度か若干暗礁に乗り上げたりもしましたが、どうにか5月支払い予定分には全部間に合うようになりました。

銀行の残高が11万円ってのを見て本当にため息しかでなかった5月上旬…。給与の支払日が来る恐怖…。
そうです、4月はお休みだけど、給与は払うって大見栄切った3月末。

この騒動の中で日本という国がどういう構造なのかっていうのがよくわかりました。学校では教えてくれなかったことがたくさん。
どうやら、国民の生活を守るために直接、国民にお金を払うのではなく、企業にお金を渡して、そこに所属する人達に払いましょうということだと。なので私の役目はうちの会社にいる人達の代表として「お金ください、ちゃんとみんなに払います、ちゃんといままで仕事してますしこれからも仕事します」という証明を出す必要があるのです。
そして中小企業に対して色々な制度があって本当に助かります。

ただ、申請してもお金がすぐに入ることはなく。
どんなに簡素化したといわれた申請も、踏ん張って苦手な書類作成をしなくてはいけないという問題が。

今回やったこと
・朝日信用金庫からコロナ対策融資を受けるために千代田区のセーフティネット保証4号の取得からの朝日信用金庫からの借り入れ
・政策金融公庫へ融資を受けるための書類作成
・東京都感染拡大防止協力金の申請
・国の持続化給付金の申請
・雇用調整助成金の申請

5月中旬でどうにか着地したこと
・朝日信用金庫からの借り入れ

以上です。

結論としては、朝日信用金庫がなかったら潰れてました。
結構早い段階で営業担当の方がコロナ関連の融資があるから必要があったら声かけてくださいねって言ってくれていたのです。
あと、借入実績があるので話が早かったです。
やっぱり会社始めたら余裕のあるうちに一回借り入れをしておくのが絶対にいいと思いました。
本当に切羽詰まった時にお願いしても融資が下りるまでに会社が持ちこたえられるかって話です。
また、弊社の担当してくれている方が一生懸命やってくださって今回見事に無利子無担保への切り替え手配まで頑張ってくれました。
これはあくまで4号認定がなかったら話が進まなかったので千代田区役所さんにも本当に感謝しかないです。

前にも書きましたが、4号認定もらうのに見事に大行列ができている感じで、完全予約制なのですが、まさかの3~4週間待ち。
5月上旬に4号認定が無事もらえたところで融資は5月末頃。これではヤバイぞってなって電話口で「つぶれてしまうんですけど!」って叫ぶめんどくさいカスタマー小安。その時事務所には結構スタッフもいたのでみんな「なんかヤバイ」って思ったことでしょう…。

食い下がって、郵送受付はできないのか、いくら待たされてもいいから窓口に今いったらだめなのか、ってさらにめんどくさいカスタマーになったのですが、役所の人優しかったです。「郵送に切り替わったらすぐご連絡します」って言ってくれて、そこから1週間ほどして本当に電話をかけてきてくれたんですよ…。
封筒の表に予約日をかいたら優先的に処理します、と言ってくれて。電話切った時静かに泣いた。
そこから光の速さで投函しに行き、見事翌週には4号認定が届きました。

で、ここからなのですが、朝日信用金庫さんに連絡して、すぐ来てもらい、諸々提出し…からの二転三転ありーの怒りーの、借入決定まで時間がかかり5/14にどうにか実行してもらえました。ああ、給料日に間に合った…。

借り入れはどうにかなったとして。

で、それ以外の申請したやーつですよ。
音沙汰なしに等しい。
雇用調整に関しては、休業届を出しただけの状態なのでこれから申請をしていかないといけないんですが、要件がふやふやずっと変わり続けて混乱状態。これ以上この書類作成やらに時間を費やしてたら死ねるなと思い、税理士さんに助けを求めました。

政策金融公庫は1ヶ月くらいしてようやくメールが一通。
大変混雑しているので担当からまた面談の日程ご相談の連絡を入れますね的なことが書いてあるだけです。
そりゃ、そうだ。しょうがない。

東京都の協力金に関しては、4月末に提出。まさかの弊社は休業要請されてない業種でのけぞったりしましたが、払わないとは東京都は言ってないから提出しましたが、もちろん音沙汰なし。

持続化給付金は5/1にすぐさま申請出しましたが全く音沙汰ないですし、まさかのログインID控え忘れました(普通メールかなにかで申請完了しましたてきなのが来ると思ったのに来ないことにもびっくりした…。え、これ、もしかしてできてないの??)
毎日毎日朝日信用金庫の残高を確認してはため息をつき。

この手のやつは、見事に一回作った書類をもとに焼き増しみたいな作業でもあるので後半つらくはなくなってきたのですが…しかしながら、要件を読むのが本当に小安にとっては苦痛でしかなかった。受験勉強以来の緊張感を持った活字との向き合い方だった気がします…。要項を出力して、蛍光ペンもって赤ペンもってメモに書き出したり。

それからの5/4には自粛期間延期が発表され。
お先真っ暗だなーとか思いながらもこのデストピア感も人生で経験できることもないだろうとか思うことにし、アイドル活動および飲食店は5/31まで休業延長にすることに。

そうこうしているうちにあちこちが倒産し始める話ばっかり入ってきて、明日は我が身だと思う反面、いや、どうにかなるでしょ!って楽観的過ぎる自分もいたりして、不安さがたっぷり伝わってくるこのロングな文章をここまで読んでくれて本当にありがとうございます。
結構まだ正気保ってます。

10年に一度はなんだかこういうことが起こるに違いないと思い、3か月は生きていけるよう頑張って積み立てしようと思います。(弊社ちゃんと毎月積み立ててるけど大体必要になって切り崩す、というのを繰り返してかれこれ5年)