こんにちは。TOBBY LABOの小安です。

弊社印刷物データ作成等がもともとの小安の本業のため、現在もやっております。

そこにたまに来る話がデザインコンペティション。

なんか横文字で書くとすごいですけども。

今回とあるコンペで痛い思いをしました。

こういうのって最近コンペ代出すのがようやく当たり前になってきてはいるのですが、今回はお付き合いある印刷会社さんからなのでコンペ代無だけど参加することにしました。なんてったって老舗だからあまりそういうことに対しての意識はない。

この印刷会社Xさんからの依頼内容は、Xさんの取引先であるほにゃらら協会さんの12ページほどのパンフレットデザインコンペに参加したいからデザイン上げてくれという内容でした(ただで)。コンペ勝ったらこの仕事は10万円にの仕事でした。(そもそもそんなに高い仕事でもない)

しかも年末のくそ忙しい時期に、提出せよと。

コンペの嫌なところって、内容があやふやなまま作っていかないといけないところです。

とはいいつつも、印刷物のセオリーって何かしらあるわけなので、仮テキスト等や仮素材等でふやふや作っていくわけですが…。表紙のイメージと内容部分のデザインが乖離しないよう、うんうん言いながら表紙2案と内容全ページ分1案作って提出しました。

さて、ありがたいことに、何社コンペか知らないけど見事に勝ち取りました!

だがしかし。この時点でちょっと不信感を感じていたのが、年の瀬のくそ忙しいときに提出しろって言ってて、検討は結局年内に行われず、結果がきたのが2月末。

そして着手は6月。

はあ?!年末にコンペ頼むとこなんてあるかね!!しかも翌年夏に発行するやつ。

と、イライラっとしていたのですが、まあ通ったからいいや。と思っていた。

そして、5月末にX社の担当からLINEで連絡があり、

「パンフなんだけど表紙だけ他社になった」

え。そんな印刷物ある????あるの???

で、結局いくらになるのかというとコンテンツ部分だけでページ9000円×10ページで9万円になるそうだ。そうなんか…。ともんやりしていて、まー表紙とか正直プレッシャーが凄いからまあいっか…と、前向きに考えることにした。

そして6月第一週に文字情報もらうから第二週に初稿提出お願いしますね、って着地したのだが。6月3日にまたLINEが着て

「この案件がなくなった。WEB制作するところがパンフレットも作ることになった。」

と、担当者から。

え、なんのためのコンペ…。

ホントにバカなの?え、コンペ開催したほにゃらら協会って大丈夫なの?

あとX社の担当、もしかして赤い血が通ってないの?

今回は10万円程度の案件だったから私一人の人工計算だから大した問題にならなかったけども、これが100万円規模だったら私は間違いなく外注さんにお願いしているか、ヘルプ要員を配置していたと思うんですよね。

それをまさかの制作開始の2日前にばらされるって、告訴されてもおかしくないと思う。

実際スケジュール空けて待っているわけだから、その間の仕事は受けられないようにしていたわけですよね。

ええ。ほんとに。

そして冷静に見返してみたのですが、特に弊社宛に発注書があるわけでもなく、見積書を発行したわけでもなく、残っているのはメールとLINEの履歴だけ。

長い付き合いのところなのでそのあたりなあなあでやってしまっていた私もよくない。

もちろん究極を言ってしまえば、口頭でも契約という物は成り立つので、メールでもLINEでも文字で残っているものがあるので助かる。

とにかく腹立つから提出したPDF以外全部データ削除してやる。

ホントに。

で、やっぱり腹が立つから、しかるべき機関にもっていきたいと思います。ということで下請かけこみ寺に電話してみた。

http://www.zenkyo.or.jp/kakekomi/

内容を聞いて頂き、相談員の人の見解は、ほにゃらら協会が発注変えたのか、X社がデザイン振り替えたのかどちらかわからないですよね、それだと。とのことで、「あ!」と思い、X社の担当にLINEで色々聞いてみる。ほにゃらら協会から発注しますという内容のメールをもらっているか、等しつこく聞いていったら警戒し始めた。

「なに?訴えるの(笑)」

って。来たので既読でほって置いたら連投され

「今後のこともあるし」

「こう言ったことはよくあるからしょうがない」

とかやたら来ました。

ええ、確かに御社はほにゃらら教会とほかの仕事もあるからここはおとなしく引き下がる方がいいですよね。ハイ。わかります。

だが、しかし、そんなふにゃふにゃな姿勢で仕事しているところから仕事をもらった下請けは大損害を被るのだよ。

せめてコンペ費用払え。

と、さらに怒りが燃え上がるのであります。

そしてまた、駆け込み寺に相談。

そうしたら、ひまわりホットダイヤルという弁護士相談30分無料の連絡を紹介してもらう。

こちらにかけると、近隣の相談に乗ってくれる弁護士さんを紹介してくれるという物であります。

うーん、だったら有料でいいから法律事務所たいとうさんにお願いしたいんだけどなあ(以前お世話になった)…と思ってたんですが、相談員の方が

「さあ、この電話を切った後、すぐに電話するのです…!」

と、熱心に勧めてくれるんですよね…

そしてひまわりホットダイヤルに電話をかけたら、概要説明して、そのあと、折り返しを待つという形らしいんですが

「現在大変込み合っており、5営業日程度でのご紹介となりますのでご了承ください」

とのことでした。

で、取り合えずもろもろ証拠関連をそろえておきます。

結局私はどうしたいのか?って話ですが、ここらできっちり仕事としてのお付き合いの仕方を再度見直すために、先方に「(大げさに言うと)私は命かけて仕事していますので、その命を無駄使いするような仕事の依頼はしないでください」ということをお伝えできればいいのかなと思っております。

一番いけないのはほにゃらら協会だとは思うんですが、一次請けする会社はそこから下請けに出すことを考えたらなおさらきちっとやらないと下請けに迷惑かけるだけだし、もしくはその下請けの担当者の人生狂わすことだってあるわけですよね。

追記なのですが、このX社さん、私に「自社(X社)の機械入れ替えたのでそのPRちらしつくってくれない?ただで。」

と、コンペ案件が9ページに減ったよって連絡のタイミングでついでにきました。

無視しました。

ついでに言うと、「0円で」というのを、「ロハ」っていうってうちの主人におしえてもらいました。0円→タダ→只→ロハらしいです。

使い方の例)「ロハでやれだって、あたおか(頭おかしい)ですよ~」

ではよきビジネスライフを~~