こんにちは。株式会社TOBBY LABO代表の小安です。
弊社のコンテンツ鉄道知識を教えてもらいたいアイドルれんてつは5月でありがたいことに3人体制になりました。
昨年の4月は5人体制だったのですが、就職や受験、ソロ転向で、2017年5月にはれんてつはまさかのはるかとみずほの2人体制に。
この2人は本当によく頑張っている。この2人がいなかったら今れんてつというコンテンツは続いて無かった。
文句も言わずコツコツと頑張ってくれてはいたのですがやはりここが限界か、という飽和状態を2017年8月に迎えてたなと今思い返してみた。
そこでアイドル募集に乗り出す。
なんでその状況まで募集しなかったのかというと、様々な方面から「はるかみずほ2人でれんてつでいいではないか」と言われていたからである。
そう言ってくる人は、決して悪気があるわけではないだろうが無責任だからこそ言えるんだろうなと当時私はイライラしていた。
どうも「変わる」ということが受け入れられないのは、アイドルやってる本人たちではなく、周りの大人だったかと思う。
8月についに本気で募集を開始。
おかげさまで面接はたくさん来てくれたけど採用になったのは2人。
1人はフリーターだったのでれんてつかふぇも週5入りたいというくらいの気合が十分なコ。もう1人は現役大学生。
熱烈レッスン1ヶ月、そしてお披露目…。
そしてその1ヶ月後に2人とも辞める。
今だから言えるがフリーターの子は失踪した。「実家のトラブルがあって1週間休みをください」と泣きながら事務所で話して出て行きその後音信不通。
泣きながら話してた内容だとお父さんが暴力ふるうタイプで兄弟が入院したとかだったので本気でスタッフは青ざめて捜索願を出すか悩んだ。
しかし彼女の同居人が東京にいるではないかと思い、コンタクトを取ろうとしても取れず。
これはやばいぞと思ったのですが…捜索願か…?!事件か…?!
どうしよう!!!!
ラインは完全にブロック、電話は出ない…
直近の職場にまで連絡した。その時のそこの店長さんの反応を見て…
おやおや、
もしかしてこれは…
辞めたかっただけなのでは?!?!とやっと気がつく間抜けな私…。
超迷惑じゃん、うちら…はずかしい…。
辞めたいなら辞めたいって言ってくれたらいいのに…。
社保入りたいって言ってたので加入させてたんだけどこんな形で辞めて少し経ってから2ヶ月ぶんの請求が来てのけぞった辛い思い出でもある。
もう1人の現役大学生は、「まさかこんなに大変だとはおもわず学業との両立ができないと思うので辞めます」
ときちんと挨拶に来た。
えらい。
このことによりマネージャーはかなり凹んだらしい。
正直れんてつのマネージャーは厳しいと私も思うので、うら若き女の子には辛いだろうなあと。
しかし、アイドルで売れたい、そう思ったら何もない状態のうちの会社だったら尚更余計に頑張らないといけないということを一番マネージャーがわかっているんだと思う。
私ができるのは活動資金を工面することくらいしかできない。あとかっこいい女の子像を語るくらいかなあ(一番めんどくさいやつですね)。
だからここはプロにお任せである。
※しかしセクハラやパワハラ的なものにひたすら目をひからす
と、そんなこんながあり、はるかみずほは逆に吹っ切れた感が出て、半ばヤケクソ感もありつつ走り続けてくれた。
転機というのは思いもよらぬところでくるんだなーと思ったのが3月。
留置ブレーキひばり、通称プリンちゃんが某アドルを脱退。
れんてつかふぇでバイトは週一くらいで入っててくれたので、顔を見ればずっとスカウトしてたんだけどさ。
ここから本気で口説く。
顔を見れば「れんてつに入ってよ」と言い続ける。
理由は単純に、いい子だから。
そして顔立ち整ってるとこ良き。
我が道を行くように見えてすごく気を遣えるとこ。
あと家族仲が良さそう。
で、入ってからびっくり。
練習がストイック。
自主練ほぼ毎日。
ダンス覚えるの早い、うまい、歌える。
私は心打たれた。この子のためなら全然右腕もげるまでマウスカチカチしてもいいと思った。
感動をお客様だけでなくスタッフ陣にまでくれるのである。
一生懸命取り組む姿というものは一番響く。
歌えない踊れないのはるかがステージできちんとできてるの見た時と同じくらい感動した。
みずほが不真面目な子に啖呵切って結果出してクールに決めてる時と同じくらい感動した。
いちいちドラマが生まれるからアイドルというコンテンツがあるのは全体の成長につながるなあと思います。思い込むことにします。
なので、今年は思い切ってCD発売からのツアーを組んでみまして。いやー予算張り切ってるう〜〜
私の貯蓄全部放出する覚悟で臨みます。
だから8/22発売のCD買って欲しいです、平にお願いします