こんにちは、TOBBY LABOの小安です。

5/25(月)に緊急事態宣言が解除され、街に賑わいが戻ってまいりました。

弊社のれんてつかふぇという飲食店も6月1日(月)から席数減らして営業再開が無事にできました。

万が一6月に入っても営業再開できなかったらどうしよう…ともやもやしておりましたが、実際一回延長した緊急事態宣言にのっとり、お休みきちんとしたから、さすがにもういいでしょう、と頭では思っていたものの、切り替えがうまくいかない自分もおりました。

切り替えがいかないというのは、スタッフの皆様のリアクションがなんとも言えない感じだからです。もちろんん、いずれは再開したい気持ちはいっぱいだとは思うんですが、いかんせん世の中の声的なものに大変敏感になっている状態でした。

自粛期間中に弊社のアイドルコンテンツをyoutube用に動画撮影をしたりしていたのですが、アイドルちゃんたちが「私達がソーシャルディスタンス保ってないって思われるとあれだから4人全員同じフレームに入るのはどうなのだろうか」などと本人たちから意見をもらっておりました。

6月から営業再開するよ、っていう話にも、そのあたりのストッパーはあるようでして、5月末に、どうやって説得したらいいんだろう??と悩みました。

一方世間ではライブハウス倒産のニュースがあちこちで出ていて、もちろん私達がお世話になったライブハウスも数件このタイミングで辞めてしまったところがあります。

そもそも、これってなんで潰れたんだろう?という話ですが、会社がつぶれるって、要は社長のモチベーションの問題だと思うので「あー、これ先はないわ」って絶望した瞬間に終わるんだと思います。

ではその経営者たちを絶望させたのは何だろう?と思うのですが、それの一つに、演者側のふるまいというのも入るのでは?と私は思っています。

ステージに出る演者さんたちが「当分ライブできないから配信できるツール始めました」とか、「通販始めました」とかってやっている中、もちろんライブハウスさんでも「配信できるご利用プラン作りました!」などとやっているところはあれど、もともとライブをする空間なのだからなかなかコンセプトをガラッと変えることも難しいと思うところもあったと思います。

自粛明けてからまだ数段階にわたり東京都が提示するプランがありますがそこにもやはりライブハウスは最後までつらい思いをするような施策になっておりました。

条件付きではありますが、できるところもあると状況はなってはいるものの、演者さんたちが「んー、まだライブできないな!(世間の目が)怖いから!」って言ってたら、ライブハウスは見通し立たず、で諦めるかもしれません。

「人に何ていわれるか怖いから、活動は控える」という気持ちはエンターテインメントを提供する演者本人が決して吐いてはいけない言葉だと思うし、マスに流されるような思考で何か大きな渦に取り込まれるようでは、発信する人間として魅力がない。

だから、考えるのをやめないでほしいというのが今回の私の結論でした。

自分で考えて導き出した答えが、「活動を控える」になったのであればそれはいい、しかし声の大きな人間がこう言っているからこうします、では絶対に、エンターテインメントには必要のない人間になってしまうと思ったのです。

なので、いや、俺はやったるで、っていうのを説得して止めるのが事務所のスタッフたちだったりすればいいのかなあと思っております。

なので私の仕事は、ルールを守ったうえでできる事の上限や下限の線を引っ張るお仕事なんだと最近思います。だから私は慎重派であるべき。

私はこの時期、世の中の気持ちと逆張りをすることが大事だと思い込んでそれで生きていました。なのでこの時期に暗い曲をリリースした人達って何なんだろう、ってずっと思っておりました。聴くか聴かないかは勝手ですが、

と、上記まで、単純に私は失恋したときに失恋ソングを聞かないタイプというだけなので人にはそれぞれあるんだよ!と流してくれたら幸いです。

潰れたライブハウスの本当の理由なんてわからないし。

4月は確かに絶望って思ったのは3回くらい実際あります。

支払いが近づくのに融資が下りない、世の中が変な感じ、テレビでは悲観的な話ばかり、SNSでは個人の叫びばかり、世間話といえばコロナの話。こんなの普通気が狂うなあって思います。

その中でいかに泣きわめきながらも正気を保つのが大事なんだなあって思い返しております。では、私はどうやってこのギリギリのところを乗り切れたかといえば(まだ乗り切ったって言いきってわからないですが)、スタッフの方たちの支えと、お客様の励ましと、藤田さん(私の主人)の支えです。

私はまず雇用をしている以上、スタッフの生活を守らないといけないので、踏ん張る。弊社のスタッフの方々の素敵なところは、「踏ん張ってくれてありがとう」ってわざわざ言ってくれるんですね。これが私の一番のモチベーションなのかもしれないなあって思いました。

その踏ん張り方を教えてくれたのは藤田さんです。従業員の生活を守るのが第一、つまり人材を流出させないことが会社にとって最も大事だ、と、一切ぶれずに色々と考えてくれました。

今便利な世の中なので、コミュニケーションツールがたくさんあり、休業中もスタッフたちに会社の状況をこまめに説明してきたつもりです。助成金や給付金何を申請して、どれが通ったとか、融資決定したとか、とにかく私は継続する気持ちでいっぱいであるということを伝え続けないとな、と進捗を淡々と伝えていきました。

結局人の気持ち次第でなんでも変わるんだろう、とこんだけ長く書いたのにまさかの着地をしたいと思います。

今日も文章散らかってるので後日加筆修正するかもしれないです。

そもそも4月に書いている文章と矛盾してるじゃん!!!ということもあちこちあります。

書いてて自分でおやって思いました。

では、皆様よきビジネスライフを。