こんにちは。TOBBY LABO小安です。
有事に直面して自分の本当の仕事が何なのか、再認識しました。
代表の仕事は、どうやら金策のようです。
そうそう、2018年はひーひー言ってて毎月ギリギリどころか大赤字で「あ、もうやめたい」って年25回くらい思っていたわけだけど、最近そんなことはなくなってきたら久々の、「ぎゃー!」です。
約1ヶ月の休業を余儀なくされて、スタッフ様の生活を守るために必要なもの、それはお金。
しかし休業中。さて、どうする。
金策に駆け回るしかない。
今回一番ぎゃふんだったのは、4号認定頂くために大行列ができている状態だったことです。
取引銀行からコロナ関連の融資があるからと聞いていたので休業決定の2日前に「借りたいです~」って言ったところ、セーフティーネット4号認定(災害等で被害を被ったりしたときの証明書的なもの)を区役所でもらってきてくれとのことで、まず書類を一通り税理士さんにもお願いして用意して、さて、と思って電話したところ、「最短の日程で4月末です」と、まさかの3月末に言われるわけですよ。
流れは、4号認定提出➡3営業日で認定書発行➡銀行に提出後審査(10日くらい?)➡融資実行、なので、大行列のおかげで1ヶ月待ちになったわけで、つまりは資金繰りが1ヶ月おかしなことになるわけであります。
そして郵送がダメらしい。どうにもこうにもできない状態に。
(と、これを書いていた当時、上記の感じだったのですが4/8に千代田区役所から電話がかかってきて、郵送対応始まった旨と、予約していたところが優先になるので送ってくださいというありがたい電話がきました。区役所の人も大変お忙しい中きめ細やかなご対応ありがとうございます)
払わなくてはいけないものはどんどん来る。家賃、給与、光熱費、社保…
今回は見事に飲食店をお休みにしたことによって月間売上が予定の10~15%程度で着地するわけで、レンタルスタジオもキャンセルの嵐なのでこちらも予定の30%ほどになりそうなわけで…いやいや、どうすんのこれ…
みんな途方に暮れている状態だと思います。
弊社くらいの規模の会社で潤沢に資金が有り余っているとこなんかないと思ってます。
だって、成長コンテンツってどんどんお金をまた使わなくてはいけないんですもの。やたらお金を保留なんてするわけがないじゃないですか。
正直儲かった分、コンテンツに投資してます。
で、取引銀行に、コロナ関連じゃなくていいから融資してよって頼んだら「もう枠がいっぱいでして…」って言われる。
何を言っているんだ、その枠を広げるのが営業の役割じゃないのか、とか思ったけど、若手にそんなこと詰め寄ってもかわいそうなのでやめます。
取引銀行の営業担当がセンスいいと、会社はのびるし、渋いと会社はのびないんでしょうね!って思ってみる。こんなやり取りかれこれ3年くらいずっとやってるもんなあ…。
4号ないと無理!しらない!ぷん!って銀行に言われた状態になり、東京都の中小企業の相談窓口に電話。
そこで得た情報は、4号認定をもらってないとこの金融商品は無理というのはうそらしく、4号認定があれば、万が一会社が倒産しても銀行は一切リスクがないが、4号認定がないと銀行がリスクを2割負わなくてはいけない、ということでした。最近の銀行さん全般見てたらしょうがないよなあ…って納得できた。というわけで日本政策金融公庫に相談をしてみるのが一番いいのでは、ということで公庫に電話。
色々話を聞いてもらい、とりあえず出してみることにしようと思いました。
でもこれも時間が鬼のようにかかるらしいであります…。
ここでありがたい税理士さんの登場。申請に必要な資料等をささっと送ってくれました。
助かるなあ…ほんと持つべきものはフットワークが軽くて話が早い税理士さん。
ありがとうございます。
また、弊社のスーパー事務スタッフSさんには雇用調整助成金についておしえてもらい、こちらも調べる、窓口電話する。
電話したときはまだ実は、この施策が実行される前だったということもあり、しょんぼりするけど希望が見えた。
SNS等で日々、「国は何もしてくれない」とか言いまくっている人いますが、全然そんなことはないです。
結構色々あります。そして中小企業に優しいと思います。
いつも助成金だったりは、いろいろ縛りがあるんですが、今回特にないんですよね。ハードルはかなり低くなっているので、書類を書くのを面倒くさがらなければできるという流れです。
ただし、役所の書類は本当にわかりずらいと思うのは私だけですかね…。
しょうがないんだろうけど。
だから行政書士さんとかがいるんだよね。うむ。
だけど、わからないということを伝えればきちんと教えてくれるので根気よく頑張ります。
このご時世をどうにかして乗り切って超回復できるよう頑張ります。