こんにちは。TOBBY LABO小安です。

アルバイトの方も含めたら6年間で100人以上が通り過ぎた会社ならではの悲しいアーカイブがあります。うちの会社の話だけではなく、私の師匠的な存在の方の会社の話も織り交ぜてのご紹介です。

■消息不明パターン

こちら、連絡もなく、来なくなるあれです。とってもこまるのが給与振込先をおしえてもらってないパターン。給与振り込めないとずっとずっと保管しておかなくてはいけないので困る。

そしてこれが社会保険、雇用保険に加入しているフルコースの人にやられるととてもきついのであります。

退職の意向を示してない人を退職扱いにしたことによりものすごくもめたことがあるというのを税理士さんから聞いており、ひやひやしました。

この場合無断欠勤が15日を超えると懲戒解雇が可能らしいのですが、懲戒解雇は会社にもかなりのデメリットを与えてくれるそうで、「会社都合の解雇」になってしまうわけです。会社都合の解雇をした実績を一個でも作れば、助成金などの要件から外れてしまうことなどがあるそうです。つまり、会社にミソが付くわけです。

懲戒解雇食らった人はどうなるかというと、次に就職したときに前職の離職票を出せ、といわれたときに地獄。懲戒解雇って書かれるらしいよ。見たことないけど。そうすると、「履歴書に自己都合って書いてあるのにどういうこと?」となって、大変な目にあうわけです。でも履歴書に「懲戒解雇」なんて書いたら絶対に雇ってもらえないと思う。

というわけで私は、ひたすら書類で連絡をとろうとします。最初はレターパック、その次に内容証明…といった感じにして、辞めるつもりだったら退職届をください、という物を戻ってくるまで送ります。

返送封筒を添えて。

電話には出てくれなかったけど、殴り書きの文字で退職届に名前が書いてあったなあ…。

■今すぐ辞めたいです、速やかにパターン

明日お話があるので朝10時に会社に行きます。

と、夜中にLINEが来て、「あ、辞めるんだろうな」っておもったので「電話でもよいですか?」と聞いたところ

「直接会ってお話したいです」

と、言われて、午後出勤だったのにしぶしぶ会社に行ったら

「この仕事は私にあっていないので辞めます」

と、予想通りの展開。そしていつ退職したいの?って聞くと「できる限り今すぐ」というではありませんか。そして、辞めたいって言っている人と私は1ヶ月も仕事がまともな気持ちでできると思わなかったので、

「じゃ、本日付で退職でけっこうですよ」

と言ってしまった。デスクの片づけは後日来るっていうから、そんな感じでさよなら~ってした。そしてその後日というのは急にやってきて、また夜中に「明日午前中に会社に伺います」って連絡が来て、しぶしぶと私は会社に向かうが、待てど暮らせど来ず。

「午前中って何時のことでしょうか」

って送ったら、「11時ころにはつきます」っていうので、待つ。が、来ず。ちょっと席を離したころ、勝手にその方は会社に入ってきて勝手に片づけを始めててのけぞったのであった。

そして引継ぎ資料として外付けHDDへうつしておいてねっていってたんだが、全く資料が入ってなくて泣いた。

まー辞める人にとっては残された私がどうなっても構わないだろうからいいんだけどさ…。そしてデスクは全然片付いてなかったので結局泣く泣く私が片付けるのであった。

■鍵をかえさない

会社のカギをもって行方不明になった人がいた。いきなりいなくなった。辞めたかったなら辞めたいって言えばいいのに…。絶対私も引き止めないから…。たまに不思議に思うんだけど、「辞めます」って言えない人っていったい何なんだろうと思います。辞めさせてもらえないとか思うのだろうか。私がそんなことをいうわけないじゃないか。やる気無くなったらやめたらいいし、いやいややってたってお互いいいことないから違うなって思ったら転職した方がいいとおもうんだよねえ…。

そもそも、辞めたいって言って引き止めるってあるの???ずっといてください~ってことはないだろうけど、ここまではお願いね、ってのはあると思うんですよね。一回も退職の意思を見せてないのにいきなり辞める人って本当になんなんだろうって不思議でしょうがない…。

で、この鍵を返さなかった人は、どうやら酒乱の子だったそうで、人づてに聞いた話によると、飲み始めるととまらず、めちゃめちゃになり、そして救急車で運ばれたりすることが多々あったそうだ。急に来なくなってしまったのはおそらく入院していたからであろう、と。

んなわけあるかい!!!

だったら退院したら連絡よこせ!鍵かえせ!

いや、もしかして一番不幸なことが起きてたんじゃないのか?ってみなさん思うかもしれませんが、私の知り合いがたまたま、新宿のバーで飲んでいたらとなりに座った子がその子だったそうで、元気に酒飲んでたって話です。

なぜその子だってわかったかっていうと、「私、れんてつっていう秋葉原のところで働いてたことあるんですよ~」って話をしてきたそうです。

鍵は返そうね。なくしちゃったらなくしちゃったっていおうね。

■人を巻き込んで去るサル

これは知り合いの会社で、弊社と似た業態のところの話ですが、辞めると心に決めたあたりから、手あたり次第女性キャストに手を出していった男性がいるそうです。辞めるっていうのはどうやら1年ほど前から画策していて、次の就職先の目星がついたあたりからやりたい放題していたそうです。

さらには会社のお金に手を付けていて、そのお金で大豪遊していた説が濃厚らしい。

で、その毒牙、いや、毒キノコにかかった女の子たちは彼についていったという話ですが…。その後幸せになった子は一人もいないようです。そんなもんだ。

いるんだなあ、そういう人…、本当に。昭和の小悪党か。

■会社を逆恨みして訴訟してやるって言って結局嫌がらせしかしてこない

私の師匠の会社での出来事なのですが、問題児がいました。どのぐらい問題児だったかっていうのは簡単に言えば、社長の前ではヘコヘコして、他の人の前では社長のことをくそだバカだってすごいきたない言葉でののしるような人です。実際そこの社長はバカなことにくそまじめに取り組むことはあるので、あながち間違ってはいないかもしれないけど、そういう優しい世界の話では全くなかったようです。

最終的には、「訴えてやる!」って啖呵を切ったらしいのでそこの社長は、それなら準備しておかないとなあ、と、弁護士さんを立てた。うん、正解。

この件の厄介だったことは、その問題児の子分みたいなのがまだ会社に数名いたことである。業務の妨害になってしまい、辟易としていたそうである。

いや、その会社が嫌だったら辞めたらいいじゃん、ほんとに…っておもう。

そう考えると、辞めてくれるっていうのもありがたいってことだよね…

居座って嫌がらせしてくるとかってもう反社じゃん…。

なんか悲しい話の羅列になってしまいました…

それでは皆様よいビジネスライフを。