こんにちは。TOBBY LABOの小安です。
かれこれWEBの仕事をし始めて気が付けば7年くらいになります。本当は印刷物を作っていたい。できればずっとそうでありたい。WEBだったらできることならコーディングだけやってるくらいがいい…。
さきに言っておけば、こちらのページをお読みになられてもphpもhtaccessの記述もなんの解決になることは書いておりませんし、本当に解決しないということだけ先に言っておきます。
一番私にとって冷や汗をかく仕事は、既存ページのSEO関連のための.htaccessなどをいじったりしなくてはいけないやつです。
今回本当に頭を悩ませ悩ませ、しんどかったのが、
URLの統一表記を5サイトに施す
という物でした。
URLの正規化、という言葉は最近やたら耳にするなあ、と思っておりました。これはなんぞやという話ですが、例えば
https://www.hogehoge.jp/index.html
でTOPページが表示されるWEBサイトがあった場合、下記の表記でも表示されます。
http://www.hogehoge.jp
http://hogehoge.jp
https://www.hogehoge.jp
https://hogehoge.jp
などなど。あ、あと後ろにスラッシュがあるとかも。つまり何パターンもアクセスする表記があるわけで、これが問題になるのはページの評価になるアクセス数などが、それぞれの表記が存在することでばらける、という発想のもので、だったらどの表記できても全部https://hogehoge.jp/にリダイレクトをかけて統一してhttps://hogehoge.jpに票を集めて優勝させよう、といった発想らしいです。
小安、ここでうなる。
だったらhead内にcanonicalコードという「このページのURL表記はhttps://hogehoge.jp/ですよ」という証明てきな物を書いているからいいんじゃあないか、とか色々と思うのですが、実際Googleさんは評価方法について公開してくれないのでここも唸りまくりであります。
そして今回超困ったのが、とにかくリダイレクトが苦手。
ちょっと間違えると恐ろしいエラー画面が出てしまうという悲劇の作業を何度も何度も繰り返さなくてはいけないのです。
そもそもこの案件、私の師匠の会社が間に入ってくれている仕事なので、「本当に無理」と師匠に押し付けました。なぜなら師匠の会社は現在いつの間にかシステムエンジニア様がたくさんいらっしゃる会社になっているからであります。
よかった、平和な日が戻ってきた。と思ってたら。
まさかの師匠が「これはヤバイぞ」という連絡をしてきたわけです。
さすがエンジニアさん達の集まりだなあと思ったのは、
そもそもSEOの観点とプログラマーの観点は全く違うので、指示通りの表記にすることはできても、思いもよらないGoogleさんからのペナルティを食らう可能性があり、そうなった場合、今まで頑張ってきたWEBの評価も一気に下がってしまう可能性があるとのことでありました。
今回問題になったのはワードプレスと普通のhtmlが同居しているサイトと、phpで動かしているサイトの2つが焦点となりました。phpで動かしているサイトに関しては今回このリダイレクト作業をしてしまうことで、動作しないページが発生➡それを直そうとすると、今度は別のページが…おや、これはそもそも全部作り直す必要があるのではないだろうか…という問題が発生。では無理やり治す方法は、とのことで色々と検討してくれたようなのですが、それをやるとどんなGoogleのペナルティをくらうかわからん、ということでした。
で、師匠は「うちらは絶対アクセス数やら評価が下がったってことに責任を持たなくていいならやる、というスタンスでやらないと大惨事に見舞われる」という結論を導き出したのであります。
表示されないとかそういう問題じゃないらしいんですよね、どうやら。
これはWEBやさんでも得意分野があるらしいので、SEO関連に関してはもう全く別。しかも最新の情報を常に仕入れなくてはいけないので本当にしんどい仕事だと思います…。
とかいいつついまだに10年前のSEO対策で平気で稼いでる会社もあるらしいですけどね。テレアポしてくるような会社はそもそもヤバイです。お気をつけて。お得意のSEOとやらが自社のWEBサイトにできていないってことでありますが故に電話営業。
あちこちWEB見て回っても、確定要素はGoogleの人しかわからない、ということが分かった昨今です。head内のキーワードは別に要らない、とかって噂もあるし、そんなことないぞっていう人もいるし、h1タグは昔1ページに1個だけっていうのあったけど今はそんなことないとか。
ううううん。
Googleさんは確実に、小手先勝負じゃないちゃんとしたサイトを評価できるように色々変えていっているんだと思います。だけど、そこに最短ルートでたどり着けるようにしてくれるのがSEO対策という物なのだろうと思います。難関大学受験のための予備校みたいな傾向と対策みたいな感じなんですかね…
どのWEBもそうしなくてはいけないのではなく、業界によってだと思います。
と散らかった話で恐縮です。
ではよいデジタルライフを。