デジタルサイネージを導入してみました。電子看板です。
色々とデジタルサイネージの商品はあちこちあるのですが、一応広告屋なのでコンテンツは自分で作ろうと思い、ハードだけ探していたのですがなかなか値段的に厳しいものがありまして…。
最初は縦長の液晶がいいなあなんて思ってたんですが、まあ高い。月額30000円くらい(コンテンツ作成費込)。
思いついたのは液晶テレビをどうにかして取り付けられないかな、というものでした。
1Fのお店が両開きのガラス扉なので、店側から画面を外に向けてみようと考えて、お店が狭いので、テレビ台の足がかさばるのは参るなあ…とぼやいてたら、弊社のマルチプレーヤー町田さんから
「突っ張り棒タイプにすればいいんじゃないですか?」
と提案をいただき調べてもらったら…
ありました…!!
テレビ取り付け突っ張り棒!!3万円くらい。
そして肝心のテレビですが扉のサイズを測ったら32型が精一杯なことがわかり、ヨドバシドットコムで検索したら…
AQUOSの32型がなんと3万円台で購入ができた…!!
私がその昔地デジ化でテレビを買い変えた時はREGZAの32型を値切って値切って10万円だったのに…。
そりゃ日本のメーカーがどんどんテレビ事業切り離すなあというくらい値段が安くなっていた。
話は戻りますが、今回購入したAQUOSは外部USBメモリからのスライドショー機能も付いているとのことで、これでもうサイネージできちゃうなあ…。とホクホクしてました。
しかし落とし穴はたくさんあり、AQUOSにUSB差してでのスライドショーは結果できませんでした。加工した画像は読み込んでくれず、デジカメで撮影したものしか再生できず。
どうやって解決したかは後ほど語るとして、
それ以外の落とし穴は突っ張り棒システムの組み立て…!!大人二人で3時間かかりました。
多分同じものをまた組み立てる事になったらもっと早くできると思いますが初見でやるのは大変…。
しかも設置してから、思ってたより激しく設置場所がずれていてもう一回やり直すという事件も発生。やはり採寸て大事ですね…。怒らず再設置をしてくれたうちの主人に感謝です。
ではスライドショーがテレビ内蔵機能でできなかったことの解決法ですが、使ってないiPhoneを頭脳にしてみようというもの。
たまたまiPhoneのHDMI変換コネクターは以前入り用で購入していたので(純正品しかないからすごい高かった。5000円もした)あとはiPhoneだと思い、意識高い系社員のF氏に余っているiPhone寄贈をお願いしてみました。
自分の使えよと思われると思うのでここで言い訳をすると、私のiPhone4はオフィスのmp3プレーヤー、5sはお店のカード決済用になってしまっております。iPhoneなどのスマートフォンは使わなくなったあと素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれるからありがたい…。
ここでまた問題が。
F氏にiPhoneの初期化をお願いしたら「SIMカードが入ってないからアクティベートができないそうで…」と行き詰まったiPhoneを渡される。
悩んだ結果、iPhone4のSIMカードが確かナノSIMにアダプタ着けてた事を思い出し、装着してみようと開けてみたら…既に入ってますよ…!!SIMカード!!!
どうやら一回SIMカードの抜き差しをしてあげればよかっただけっぽいです。
※といってもこれが正解かはわかりませんが…。
よし、準備はできた!!
と思ったら、今度画像の送り方がわからない…。そしたらAirDropという機能があるとみんなに教えてもらい(若い子がいっぱいいるってほんと助かるなあ…)無事に…。
結果丸々1日かけてようやく2枚のスライドショーを再生できるところまでに!!
ここからまた苦難が。
そうです、スライド作らないと…。
iPhone5の解像度が1334px×750px。
結構でかい。
平日の昼用10枚、夜用10枚、土日祝祭日を10枚…
デジタルサイネージ導入後翌日は一日中スライド作ってました。
どうやらiOSアプリにデジタルサイネージがあるそうなんですが、まだ動画とか無いからとりあえずはカメラロールのスライド機能で頑張ります。
もう一つ考えてたのは、それ用のWEBを作ってiPhoneで表示してひたすらスライドショーが流れるようにしようかななどと思ってました。でもカメラロールでいいじゃん!という結果に。
やっぱり月額のサイネージは楽だろうなあと、作業量などを考えて納得できました。
お手製デジタルサイネージの話でした!!
導入検討しているところがあったら少しでも参考になればと思います。
今後デジタルサイネージ導入後の効果測定ができたらまた書けたらと思います。
今のとこはスタッフが「おー!すごーい!」と言ってくれてる事だけは確かです。
株式会社TOBBY LABO
小安