こんにちは。TOBBY LABOの小安です。

弊社には鉄道知識を教えてもらいたいアイドルれんてつというコンテンツがあり、全力で本当にこれが売れるまで死ねないと思っている小安です。売れても死にません。むしろ生きてるレジェンドになる。

正直今の世の中、「アイドル」は商業音楽の中では主流ではないのだなと感じます。今は何だろう…ダンスボーカルユニットとかが主流なんですかねえ…?再びバンドブームみたいなものも来ているのかなあ…ボカロ系とかも盛り上がってるなあ…とかものんびり思います。ブームが来てないとき、それ以外は死滅するのかといえばもちろんそんなことはないのですが。

ではアイドルが超絶主流だったら弊社は儲かるのか?って言うと、それもまた違うので、世の中何が流行ってても弊社は弊社で大事にしているものを、変わらず大事にしていけばいいのだろうと思います。

今から書くことは決して配信サイトが悪とかそういうことではないですので。あくまで私の一個人の意見なので、全部が全部そうとは思わないでください。

なぜアイドルが主流でないと感じるか、というと、アイドルの○○出演争奪課金イベント見ていると常々思います。簡単に言えばファンの方々が自分の推してるグループの出演枠をかけてお金で戦うという、アイドルの代理戦争のようなあの仕組み。

いつからなのか、アットジャムやTOKYO IDOL FESTIVALなどの日本で1位2位を争う大きなアイドルイベントはウェルカムアクト的な枠でSHOWROOM等の配信アプリで大儲けするようになったのは。

SHOWROOMとは、配信者が自由にしゃべったりして、観ている人はコメントなどをリアルタイムに送れるツール。イベントがあり、参加して上位に入賞すると配信者が特典を受けられる等がある。そのイベントに勝つためには、観ている人が「ギフト」を投げなくてはいけないのですが、こちらが無料でたまる星と、購入するものと2種類ある。無課金勢だけで勝ち残れる人はこの世の中皆無だと思う。

れんてつにもTwitterのダイレクトメッセージやお問合せフォーム等から結構この手のお誘いが来ます。一応、みんなにもこのようなのが来たよ、と連絡はします。どうしても出たいというものに関しては出ていいよって言ってます。例えばサンリオ関連だったり、ミスIDだったり、何か思いがあって挑戦することには全然よいですって言ってるし、出るならぜひ勝ち進んでいただきたいのでひたすら見守るし、なんならときに私も課金してしまう(結果オタク)。

旧れんてつで、SHOWROOMイベントでアットジャムウェルカムアクト枠争奪戦的なのに出たことがあり、2回戦のライブ審査(SHOWROOM上での投票+動員+審査員票)で敗退した思い出があります。

同じ予選グループにいるアイドルのファンからTwitter上で変な攻撃受けたり、私のTwitterDMにも脅しみたいなのが来たりで何もいいことなかったな…いまだにその時変に絡んできた人の一人が、私のことを「れんてつのとびっこが調子に乗ってる」(これは私の名前が飛子と書いてたかこと読むからだとおもう)みたいなことをTwitterで書いてるのみて、逆恨み持続能力が凄いなあって思ったというどうでもいいエピソードも添えて。

で、結局課金イベントで思うのは、アイドルってそれくらい入れ替わりが激しくて、主催側としても長期での期待をほとんどしてないんだろうなあってところです。どうせすぐ解散するんだろ、って思ってそうな扱い。オタクだってどうせそこがなくなったってほかのところに入れ込むんだろ、どうせって思ってそうな。だから短期間で回収してやろうというのが見える。そこからさらに、まだ売れてないやつらからもむしりとってやろってのも見える。根こそぎアイドルというカテゴリーからむしり取れるぞって思ってそうとか、暗い考えをしてしまうように私はなっています。

なのでれんてつはあまり課金イベントに出ない。

「おい、HADOアイドルウォーズでてるじゃないか!」って言われるかもしれないんですが、HADOさんはきちんとしていて、ギャランティも出るし、インセンティブもしっかりしているし、勝てば賞金あるし、どちらかというと、HADOさんのスタンスはアイドルオタクからむしり取ってやろうというものではなく、HADOを広めるためにアイドルを使ったプロモーションをしよう、という考え方なので弊社としてはとても良いお仕事だと思います。課金しなくても楽しめますし、課金の力よりも無課金で協力してくれる人の力が重要というシステムになっている優良コンテンツだと思います。

で、SHOWROOM等のイベントに戻りますが、ウェルカムアクト枠を獲得するために勝ち進むには、おそらくお客様が課金する総額は50~100万円くらい必要ではないでしょうか。その時エントリーしているグループでこのあたりの金額は変動するかもしれませんが…。たくさん課金した人は自分がそのステージに立たせてあげたという実感も持てるかもしれない。

勝ち抜けられればいいですよ、勝ち抜けられれば。そのほかに勝ち抜けられなかったグループがたくさんいて、そこにも課金されていたわけですよ。ってことは一体いくらのお金が動いているんだろうか??この枠が無いともしかしたら大きなアイドルライブというものは開催ができないのではないだろうか…。とか不安になってきてしまいます。つまり、アイドルの大きなイベントはその枠が無いと資金不足なのでは???と思ってしまうので、アイドル市場は収縮傾向にあるのだ、と勝手に解釈してます。

そもそも、実力があれば、大きなイベントブッキングの方から「ぜひ出てください」って言われるわけですよね。それを無理やり無名なところが、オタクのお金でひょこって出れるわけですよ。そこにクオリティ審査は実質ないわけですよ。先々イベントのことを考えたらクオリティが低い人も出るイベントになるわけですよね。毎月100万円自由に使えるオタクが2~3人いたらビッグタイトルに出れるわけです。ファンが3人でも大きなステージに出れるのです。いろいろおかしくない?いや、お金儲けってそういうことなのかもしれないけど瞬間回収できても長い目で見たときに、このやり方を続けられるわけがないだろうと思う。

つまりは、良いアイドルを発掘する気もさらさらないのではないかとかまで疑ってしまう。ウェルカムアクト的な新人さん枠に関しては、それこそプロデューサーチームさんが見つけてきたこれぞ!というグループを出せばいいんじゃないのかなあとか思いますが、結局はお金を一番集められたところになるといっても過言ではない。

たまごが先かにわとりが先か理論にはなるけど、お金をたくさん集められる=ファンがたくさんいる、つまり、良い演者という図式ももちろんありますが、広く浅くお金を集められるところと、オタサーの姫みたいに5人くらいの取り巻きがものすごく頑張る、みたいな図式もあるので集められた金額よりは、そのお金の内訳も見たら、いろんなゆがみが見えると思うんですがどうでしょうか。どうでしょうかって言われてもこれ、誰に向かって私いってるのかよくわからん。

では、それらがすべてクリアになればれんてつはでかいイベントに出れるってことですか?って言われるとそれも違うので、つまり弊社は零細企業なので、あまりそういったものに踊らされると良くない方向にしか行かないので手を出さないというのが一番の理由ですね。

そう考えたら、課金がある○○争奪戦的なイベントに出るときは、相当腹をくくって出ているときだと思っていただけたらと思います。必死の思いでお客様によびかけ、課金してもらって、15分のステージの時間を獲得することで、そのおかげで一気に世界に羽ばたけるという確信が持てたときですかね。

これ、ただの愚痴ブログじゃん。すみません。暗いなあ小安。考え方が。

それではよい推し活を。